「消えた……」わたしの仕事部屋のライトが消えました。
予感はありました。
いや、予告というべきでしょうか。
この照明、1か月ほど前、消えたりついたりすることを繰り返していたのです。
スイッチを押すと、チカッチカッとついて、消えて……。そしてちゃんとついたりして。なんだか壁スイッチの部分の接触が疑わしいと思いました。
ねえねえ、たらふくさん。修理したの?
いいや、ほったらかし。壁スイッチのカバーを開けることすらしていません。
でも、その後、なにもせずに治りました。不思議でした。
それが……この間、久しぶりにライトが消えました
そしてもう二度と、つくことはありませんでした。
わたし、たらふくも、さすがに重い腰をあげました。
ライトのカバーの中を見てみました。
4個の電球がありました。
(蛍光灯だったら、豆球がおかしくて消えたケースもあるな……)と思っていたのですが、その期待? はもろくも崩れ去ります。
念のため、4個の電球がつくかどうか、ひとつひとつ他の照明器具につけてみて、検証しました。
4個ともつきます。
これは実はすごいことです。
なぜ、電球がつくことがすごいのかについて……
だって、建売のこの家を買って、もう24年です。その間、電球を交換した記憶がありません。
電球は東芝製です。すばらしい電球をありがとう。東芝さん、24年間ありがとう。
(じゃあ、壁スイッチがおかしいのかな?)
壁スイッチのカバーを外します。スイッチがぎっしり詰まっています。
(こりゃ、手に負えない)
むき出しの電線を想像していたのですが、まったく違いました。
街の電気工事屋さんを呼ぶことにしました。
実は、テレビのアンテナをポールの上に取り付けているのですが、風の強い日は、揺れてキコキコと音がするのです。夜、音が気になって寝られないという訴えも届きます。
ちなみにわたしは、目も鼻も耳も鈍感で、そういう音はまったく気になりません。最近は、体温計の測定終了のピピピという音も聞こえなくなりました。
それは少し困ることではあるのですが……。
電機屋さんに頼んで、照明の異常の調査と、アンテナのキコキコ音の調査を一緒にお願いしようと思いました。カミさんが電気屋さんに連絡をとってくれました。
その調査の結果はどうだったのか?
結論としてはこうでした。
まずアンテナは「2か所ほど、ねじが緩んでいたので締め直しました」とのこと。
こちらは、しばらく、様子見です。
そして、肝心の照明ですが、スイッチや配線は問題なし。「照明器具がもうだめだね、こりゃ」との診断でした。
電球よりも照明本体の方が、先に寿命がきたというわけです。東芝の勝ち!
照明の交換に関する、工事屋さんの提案はこうでした。
選択肢1~わたしたちが照明を探して購入し、工事屋さんが取り付ける。
この場合、事前調査費用と取り付け費用が発生する。
選択肢2~工事屋さんから器具を買い、工事屋さんが取り付ける。
この場合、調査費用や取り付け工賃は「まけとくよ」というわけです。
工事屋さんは2冊、百科事典のように分厚い照明器具のカタログを残し、引き上げていきました。
カタログを見ると、天井の照明は2万~6万円くらいの値段が幅があります。でもカタログだと、大きさや素材の質感など、わからないことが多い。
ここから選ぶなんてとてもとても……。それに、ネット価格よりも2~3割は割高な印象です。
でも、工事費を考えると、安いのかも……。
いっぽう、自分たちで家電量販店やホームセンターに行けば、実際に目でみて触れて、どんな器具か確認してから買うことができます。
しかも器具本体の価格は安いようです。
ただし、工事費がいくらになるか相場がわかりません。
それに、もう20歳を超えた家もあちこち痛んでいますし、今回のようなケースは今後も起きるでしょう。いいえ、たびたび起こるに違いありません。
そう考えると、電気工事屋さんと仲良くなっていた方が、何かといいはず。
夜、照明がないのはなかなかつらいです。なにせ、わたしの仕事部屋の照明なので。
その意味では、あまり、悩む時間もありません。
どうする家康?……じゃなかった
どうする、たらふく!? 状態ですよね。
工事屋さんに頼むのか、自力で買うのか、この週末にでも、カミさんとよく相談して決めることになるでしょう。
どう決めたのかは、また、このブログでお知らせします。
それにしても、24年間頑張ってきた照明器具が、ひとつ戦列を離れていきます。
ひと月前に一度、消えかかったのは、もうすぐだよ、という予告であり、おわかれだったのかも……。
なんて考える、冬の夜のたらふくでした。
それじゃまた、チャオ!
でも、翌日、その照明、ふつうに点いたんだよね?
- 追伸(2023/2/26)
- 照明は快調についていましたが、一週間前ほど前に再び、つかなくなりました。