わたし、たらふくは、あまり待つことが苦にならない性格です。
待たせることも多いよね
まあ、たしかに、晩ごはんの時間になっても仕事が終わらなくて、待たせて待たせて、最後にギブアップすることもあるね。
おカミさんも、最初のデートの時に2時間待ったといってたよ
えーと、話題を変えましょうね。
んで、この週末、それにしてもかなり、長時間、待つできごとが重なりまして。
ちょっと待つことと効率ということを考えさえせられたので、それを紹介します。
コストコでのタイヤ交換で待つ
今年、軽自動車のスタッドレスタイヤを買う決心をしました。
たらふく市のあたりは、雪がふっても数年に一度なのですが、わたしの住むところはどこかに行くときに、一度くだって、のぼる坂道を通らないといけない土地なのです。
それに、カーブのところが日陰になっていて、なかなか雪や氷が溶けない、そんな箇所があります。
それでいて、車がないと、なかなか不便でもあり、雪が降る前に思い切ってスタッドレスを買うことにしました。
スタッドレスタイヤを買うなら、コストコというのが、たらふく家の定説でして、なにせホイール付きの交換だとタダというのがうれしい。
今回、ホイールは買わないので、次回履き替えるときには、タイヤをホイールから外してはめ込む費用がかかりますが、いろいろ割引もあります。
たらふくが買ったヨコハマタイヤの場合、まずプリペイドカードが5,800円。そして割引が14インチの冬タイヤだと3,400円あります。合計9,200円ですので、なかなかお得感があります。
予約のとき、Ⅰ月21日(土)を希望したら、「それでしたら、何時でもOKです。予約があまり入っていませんから」といわれました。
それで「3時でお願いします」と伝えました。朝はいろいろやりたいことがあったのです。
そして、当日、2時半ころにコストコタイヤセンターにいくと、なにやら雲行きがおかしい。
「さては、ははーん!」カミさんはピンと来たようです。
実は数日前に、つぎの23日の週に、大寒波がくるという天気予報が報道されました。
それで、いっきょにスタッドレスへの交換の予約が入ったんだな! その予想は当たりでした。
「まだ、2時のお客さんの分にも手を付けられないのですよ……」と店員さんは弱々しくいいました。
「2時間くらいはかかるかもしれません……」
(まあ、それくらいならいいか……)待つことが得意なわたしはのんきに構えていました。
でも、それからの2時間、いいえ、実際には2時間半の長かったこと。
広いコストコの店内を何週もしました。
脚が疲れ、おなかがすきました。
ようやく5時半過ぎにタイヤ交換が完了。
帰り道、夕焼けがとてもきれいでした。
さすがに疲れました。
でも、今日、1月24日、予報どおりに大雪がふりました。
交換してよかった。結果オーライでした。
ヤマトの単身パックで待つ
いま、たらふく家では、長男の東京のアパートを引き払う、撤退作戦を進めています。何週もかけて、車で茨城まで運んでいます。
ただ、冷蔵庫など大物が残るので、そのぶんはヤマトの単身パックをお願いすることにしました。
その荷物の積み込みを「4時半から6時半」で予約しました。あまり早いと、自分で持ち帰る分の荷造りが終わらないと思ったのです。
でも実際には2時過ぎには荷造りが終わってしまいました。そして、電話がきて「6時半になります」とのことでした。文句はいえません。じっと待ちました。とほほ…。
3時から待ったので約3時間半です。
これもさすがに長かった……。
待つこと名人のわたしでも長かったです。
待ちながら、ふたつの対照的な歯医者さんのことを思い浮かべました。
待つ歯医者さんと待たない歯医者さん
以前、家族が通っていた歯医者さんはとても待つ歯医者さんでした。
2時間や3時間待つこともざらでした。
わたしの通う(かよっていた)歯医者さんは、待たない歯医者さんです。
ひとつの枠に予約可能な患者さんの数をだいぶ少なくして、それを厳格に守っているようです。
なので、いついっても待合室で待つ人の数はすくないです。多くても4,5名。それも次々に治療室に吸い込まれていきます。
椅子は5,6脚並び、助手の方が何名もいて、型をとったり、差し歯や仮歯を加工したり、クリーニングしたりしています。
先生は一人ですが、要所要所で姿を現し、とても元気よく「じゃあ、ちょこっと削りますね!」「ちょっと痛いかもしれません、ごめんねごめんね~」「はい、オーケーィ!」と患者さんにひんぱんに声をかけます。
そして、助手に短く「〇〇しておいて~」と指示し、「先生、終わりました」「どれどれ、よーし、オーケーィ!!」とリズミカルに治療をこなしていきます。
とても効率的です。
難点としては、時間枠に予約を詰め込まないため、次の予約がずっと先になってしまうことです。月に1回、多くて2回といった感じです。
でも、まったく待ちません。
仮歯がとれたときも、すきま時間があるので、行くとすぐにつけ直してくれます。
こんなに効率的で愛想がいい歯医者さんは初めてです。
こんなふうに仕事ができたらなあ、とすら思います。
待つことと効率のバランス
効率的な歯医者さんは、とても目まぐるしく動き回っているタイプです。でもそれがストレスになっているようには見えません。
であれば、それでいいです。でも、まとめて休む時間や趣味かなにかをエンジョイする時間を確保していると理想的だよなあ、とも思います。
わたし、たらふくだったら、朝から晩まで、あんなふうに愛想よく、次から次へと治療を続けることはできません。
そんなことを続けたら、きっとすごくストレスがたまってパンクするはずです。
いろんなタイプの人がいます。忙しいのが好きな人も、のんびりが好きなひとも。
忙しい中にものんびりを少し、のんびりであっても時には効率的に……。そんなバランスが大切なのだろうなあ、とのんびりと考えていました。
「ピンポーン!」
あ、ヤマト運輸さんがきたようです。
それじゃ、また。チャオ!