長男の東京から茨城への引っ越しも佳境を迎えました。
明日不動産屋さんにカギをもっていって終わりだよね
そうだね。引っ越しの荷物で残っているのは、布団と、洗面所の洗剤とかお風呂場の小物とかだけのはず。
今日は今まで運んだ、冷蔵庫や食器棚やラック類を買い取ってもらうべく、大手リサイクルショップの人を呼んでいます。
カミさんが出張買取を依頼したとき、白物家電があれば出張買取しますというので、「冷蔵庫があります!」ということになって、冷蔵庫をメルカリで売る案は無くなりました。
リサイクルショップの出張買取の実際……田舎編
まず、東京のリサイクルショップの場合、買い取ってくれるのは冷蔵庫だけ。それも2階から降ろす手間代を差し引くと千円。
他は全部廃棄費用がかかります。それぞれ2千円。
完全に赤字です。
たらふく市の大手リサイクルショップの場合はこうでした……。
冷蔵庫……5千円で買い取り
スチールラック……300円で買い取り
食器棚……300円で買い取り
パイプでできたラック……50円で買い取り
プラスチックのラック……50円で買い取り
アイロン、電子レンジ……年式が古く引き取り不可
ラックの類は何個もあったので、合計5,800円くらい。
切りのいいところで合計6千円での買い取りとなりました。
冷蔵庫以外はもう使わなくなったものがなくなるだけでもありがたい。
たらふく夫婦としては満足でした。
ただ、もう一つ目玉があったのですが、あるハプニングで粗大ごみになってしまいました。
朝おきたハプニングとは?
その目玉とは、ダイニングテーブルでした。
通常なら2人、つめれば4人座れるテーブルです。IKEA製で、脚はスチール天板は木製。しっかりしたつくりでした。
これも300円か、あわよくば500円にならないかな、ともくろんでいました。
東京から自分の車で運ぶときばらして運んだので、今朝、起きたら、まず組み立てる必要がありました。
そして組み立てていたら、ねじの部品で厚さ5㎜くらいのプラスチックのワッシャーに相当する部品がひとつ無いことに気づきました。
そのプラスチックのワッシャーですが、周囲を探しても見つかりません。
4本のねじをつかって、鉄の棒状の部品を天板に取り付けるのですが、無いのですから仕方ありません。
1本だけ無いことにはできないので、4本ともなしですまそうという作戦で、まず1本を天板にねじ込みました。
(お、だいじょうぶだな)どうやらうまくいったようです。
そして、2本目。
ねじ込んでいって、最後のひと回しにグイッと力を込めると……、
「めきっ!」嫌な音が聞こえました。
見ると、ねじが天板を突き破っています。
(やっちまった!)
で、最初にねじ込んだ部分を見てみると、やはり天板が盛り上がっています。
「ゴミだ」もう、このテーブルはゴミにしかならない。
「粗大ゴミだ」そう繰り返しつぶやくだけでした。
こうしてダイニングテーブルの成れの果てを、もともと捨てようと思っていたベッドと一緒に、たらふく市のリサイクルセンターへ粗大ごみとして捨てに行くことになりました。
そして、支度をして、ベッドの部品を車に積み込もうと持ち上げると、
(コロ……っ)プラスチックワッシャーがひとつ転がり出てきました。
「あ、あった! ダイニングテーブルの部品だ!」
時すでに遅しです。
こんな間抜けなできごとで、300円?のテーブルをひとつ失ったのでした。
今回、学んだこと……
引っ越しなどで不要になったものは、都会ではどうにもならない。一生懸命、ごみとして捨てるしかない。
田舎だと、ワンチャン、リサイクルショップに引き取ってもらうことができる。ただし、今回の電子レンジやアイロンのように、引き取りできないものもある。
このように、のちのちの処分まで考えると、厄介ごとが増えることになるので、物を買う時は本当に必要なのかどうか、よく考えて購入するようにします。
とくに、これからは収入も減るわけですから。
さて、長男の引っ越し作戦も、いよいよ明日で終わり。
今夜は早く寝ることにします。
それじゃね、チャオ!