4,5年前、仕事でよく名古屋に通っていました。
名古屋の食べ物はとてもわたしの口に合い、いろんなものを食べました。
あんかけスパゲティ、ソースかつ、エビフライ、スガキヤラーメン、ひつまぶし、味噌煮込みうどん、新幹線ホームのきしめん、そして台湾ラーメン♪
そうそう。
でも、心のこりがあって、それは台湾まぜそば。発祥の店が名古屋の「はなび」。ここには、ぜひ行って、うわさの台湾まぜそばを食べたかったのだけど、機会を逃してしまった。
それが、それが……。
東京は蒲田で出会えました!
この週末、長男の引っ越し大作戦で東京に行き、お昼ごはんを食べようということになって、長男が連れていってくれたのが、蒲田の台湾まぜそば屋でした。
店の名前は「麵屋こころ」。
蒲田駅西口の東急のガード下。昭和レトロなバーボンロードの方に少し行ったところにあります。
名古屋の「はなび」で修業した店主が作ったお店で、チェーン店になっているようです。
台湾まぜそばは、太目の麺に、がっつりとニンニク、辛いミンチ(ひき肉)、卵、ねぎ、ノリが添えられていて、混ぜ合わせて食べます。
ニンニクは「入れますか?」と聞いてくれますし、ミンチは別の器にしてもらうこともできます。
わが、たらふく家のカミさんには、辛すぎるとやばいことになるので、別添えでお願いしました。
すするとピンピンと、ミンチが跳ねるので、紙エプロンもあります。
こうしたところ、いたれりつくせりです。
たらふく家が店に着いたとき、2組くらいが並んでいました。
基本的には、食券を買って並ぶ方式のようです。
さて、そのお味は?
しばらくして、台湾まぜそばが届きました!
ちょっと細い、鋭角的な器……シャープな形の白い器の中に、麺、ミンチ、卵の黄身の順に積み重なり、とてもきれい。
れんげで、ミンチをペロリ。
あれ……それほど辛くありません。
それでは……と、思いっきり、下から混ぜ合わせます。まぜそばですもんね。
そして、「ずずずっ……」と太い麺をすすります。
麺はもっちもちでうまい。ニンニクがガツン! そして、ミンチは卵とまぜあわさり、ピリ辛マイルドな味です。
出汁の味もして、とってもおいしい。おいしい、おいしい。
どんどん麺をすすります。
そして、もぐもぐもぐ……。
麺がなくなり、スープというかタレというか汁というか水分が、少し器の底に残ります。
でも、それを全部食べてしまってはいけません。
店内の張り紙にも書いてあります。
「スープ・タレは少し残してください」と。
ここで問題です。スープ・タレを少し残すのは、なぜでしょうか?
それはその状態で……。
「すみません、追い飯お願いします!」をやるためです。
すると、店の人が、少しご飯を入れてくれます。
残った汁とその白飯を混ぜ合わせて食べるのです。
これまた至福の味!
極楽極楽、天国天国……でした。
辛さが心配かもしれませんが、「味仙」の台湾ラーメンとか、「蒙古タンメン中本」とかの辛さからすると、厳しくない辛さ。普通に食べれると思います。
そして、おいしい。
追い飯という楽しみまで控えている。
「麵屋 こころ」の台湾まぜそば、おすすめです。
それではまたね、チャオ!