半導体不足、よくいわれます。
仕事でも……。
半導体不足で遅れるから、納期遅延起こさないように、事前に手を回しておけよ
なんて、いわれます。
でも、実生活ではあまり実感ありません。そのはずだったのですが……。
車を注文して1年がすぎようとしています
たらふく家の車は、この3月に車検です。2008年に買ったので、15年たとうとしています。
「そろそろだね」
「うん、うんそろそろだ」
ということで、新車を探し始めたのが、去年のいまころ。
そして、注文したのが去年の3月でした。
そのころから、「半導体不足だから納期がかかる」ということは言われていました。
まわりでも半年かかったという例はありました。
でも、高級車などをのぞいて、1年かかったという例はききませんでした。
今回の車の購入の大原則は「次の車検、来年3月の車検に間に合わせる」でしたので、
去年注文したときには「これで車検前に新車を手に入れることができる」とほっとしました。
そのころ冗談でいっていました。
「来年のいまころ、車検に間に合わなかったりして~!」
「まっさか~!!」
そうなりました。納車に1年以上かかるというのです
正確には1年かかるのか、微妙なところかもしれません。
でも、車検には間に合いませんでした。
うちの車、老体に鞭うって、もう少しがんばってくれよ、と車検にかけます。
新車のディーラで対応してくれて、おそらく無料です。
おそらく、というのは、今日、「10万円までなら負担する」ということを言ってきたからです。
ここまで待たせて、車検に間に合わなくなって、立て替えるので車検を通してくださいと言ってきて、それでいざとなったら、10万円を超えたら自費で負担を……というのは、ちょっといきどおってしまいます。
新車はトヨタさん。
いままではホンダ、スバル、日産、マツダの車は乗ったことありますが、トヨタ車は初めてです。
欲しいのはミニバンクラスの車だったのですが、1年前のあの頃は、トヨタ以外にはあまり魅力的な車がありませんでした。
なので、思い切って、トヨタにしました。
トヨタさんは、たくさんのディーラがあります。
ディーラーAは、とても説明がうまい。車の仕様をよく知っている。でも、よかったらどうぞ、という待ちの姿勢。
ディーラーBは、ちょっとからくりめいた、普通じゃ思いもよらない値引きの方法など教えてくれるのがうれしい反面、ちょっと危険な匂いを感じました。でも熱心に通ってくれる。
ディーラーCは、説明下手。最初はカタログをあちこちひっくり返しながら、なんとか説明してくれる感じ。にこにこして、まじめで、朴訥な性格の人が担当。そしてディーラも家に一番近いし、ちょっとカフェのようなおしゃれな感じ。
どのディーラも価格面では、同じように値引きしてくれます。
そして、結局、注文したのはディーラーCです。
10年以上の長い付き合いになるので、信頼感を大切にしました。
そんな信頼感で決めたディーラーであり、担当者さんなのですから、「10万円」とかいうのは単なる言葉の行き違いで、ちゃんとタダで車検を通してくれると期待しています。
どうやら本当のようです
半導体不足だと、世の中でさかんにいっているのは……。
たしかに1年前はそうだったかもしれません。でも、もうそろそろ大丈夫だと思っていました。でも、まだまだダメのようです。少なくとも車は。
車を買うのに1年かかるなんて、冗談のような話です。
「注文したんだっけ?」と、なんだか夢の中のできごとのようです。頭金も払ったのに……。
いつか忘れてしまいそうで、そのまま納車されなくても、気づかないかもしれません。
それくらい、現実味がないです。
同じような話で……。
最近、仕事の場では「人件費が高騰する」とか言われます。これもあまり実感がありません。物価高は実感がありますけどね(いつの間にか自販機のコーヒーが110円から130円、140円になってたり)。
人件費って、しょせん給料でしょ?
給料、あがりました??
実感がわかない。現実味がないのです。
わたし自身は、定年になって、再雇用されたので給与はやはり下がりました。
でも、そういうことを差し引いても、なんだか給料が上がるという感じがあまりありません。
でも、来年のいまころ……「あがった!」といって喜べているのかもしれません。
みなさんがそうなることを祈って、それではね、チャオ!